「丸め込む」と「抱え込む」の違い・意味と使い方・由来や例文

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丸め込むは「ものを丸めたうえで入れること、他人を自分の都合のいい存在として手懐けること」。

前者の意味で使うこともありますが、どちらかと言えば後者の意味の方が有名であると言えるでしょう。

抱き込むは「腕で抱えること、他人を味方に付けること」。

こちらもどちらかというと後者の意味の方が有名であると評価できるはずです。

「丸め込む」の意味

丸め込むとは、ものを丸めたうえで入れること、他人を自分の都合のいい存在として手懐けることです。

どちらの意味でも使うことがあるものの、後者の意味の方が特に有名かもしれません。

特定の人間を自分の思うままの利用する意思があるような場面で使われる言葉です。

都合のいい存在として使っていくという意味であり、あまりいいイメージの言葉ではないです。

「抱え込む」の意味

抱え込むとは、腕で抱えること、他人を味方に付けることです。

前者の意味でも使いますが、基本的には後者の意味で使っていく言葉になるでしょう。

味方につけるという部分から、自分にとって都合のいい存在という言い方ができます。

したがって、丸め込むにやや近い意味を持っていると言えるのです。

たまに見聞きする表現と評価できます。

「丸め込む」と「抱え込む」の用法や用例

「あの人は人を疑うことを知らないから、いろいろな機会で丸め込まれる可能性が高い。

したがって、少しばかりは用心した方がいいと思うんだよ。

世の中にはいろいろな人間がいるし。」

「こちら側に多くの人たちを抱え込んだから、今なら立場的にはこちらの方が有利だろう。

上司に対してきちんと言いたいことを言うべきときだと思うんだ。」

丸め込むと抱え込むは似たような意味を持っている

丸め込むと抱え込むはともに他人を自分にとっての味方にする、都合のいい存在にするという意味があります。

したがって、両者はそれなりに意味が似ているのです。

同様のシーンで使っていくことができると言えるでしょう。

どちらもそれなりに有名な言葉ですから、日常生活で見聞きする可能性が普通にあると評価できると思われます。

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