あながちは「必ずしもという意味のこと」。
必ずしもという意味で使うので、絶対ではないといった状況を表現したいときに使うことが多いです。
割と多用される言葉であると評価できます。
ありがちは「珍しくない状況であること」。
何らかの状態や現象などが普通に見られる、よく起こるなどの意味で使われる言葉になると言えます。
「あながち」の意味
あながちとは、必ずしもという意味のことです。
必ずしもという意味なので、絶対ではないという部分を表現したいときに使用する言葉になります。
あながち間違いではないなどの言い方を実際にしていくのです。
このあながちについてはそれなりに有名な言葉になるので、知っている人は多くいますし、使ったことがある人も多いでしょう。
「ありがち」の意味
ありがちとは、珍しくない状況のことです。
対象とするものが珍しくない、よく見られる、発生するなどの意味で使っていく言葉と言えます。
したがって、あながちと意味は異なっており、区別は容易ではないか？と思います。
でも、ありがちという表現を使うのは若い人たちであり、一定以上の年齢の人たちはあまり使わないでしょう。
「あながち」と「ありがち」の用法や用例
「あいつの言っていることは信じられないかもしれないけど、俺はあながち間違っているとは思えないんだよな。
割と信憑性があることなんじゃないかと考えているんだ。」
「今回のミスはありがちというか、多くがやってしまうパターンだ。
こういうミスをなくさないと、点数はなかなか上がっていかないと言える。
だから、気を付けてほしいと思う。」
あながちとありがちは使用する場面が異なる
あながちとありがちについては言葉は似ているように見えるかもしれないですけど、意味が違います。
したがって、それぞれは使用する場面にも違いがあると言えるのです。
使うシーンが異なっているという点は特に重要であり、あながちとありがちの両方を見分けるときには、ここに関して特に覚えておいた方がいいと言えるでしょう。