「穫」と「獲」の違い・意味と使い方・由来や例文

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穫は「植物類を収穫すること」。

「収穫」と言い換えると分かりやすい。

獲は「獲物を捕獲すること」。

「捕獲」と言い換えると分かりやすい。

「穫」は「穀物を表す禾偏」が付く言葉で、「獲」は獣を表す「獣偏」が付く漢字です。

音符は「?・クワク・コ」になります。

「?」を使う漢字はその他、「護・?」など20字近くもあります。

「穫」は穀物の収穫

「穫」は穀物など植物の刈入れを表す字となります。

「穫」を使った例は「今年も無事に収穫の秋を迎えられた」「刈穫はガイカクと読み、刈り入れのこと」「耕穫はコウカクと読み、耕して刈り取ること」「秋穫はシュウカクと読み、秋の刈り入れのこと」「収穫祭・秋穫祭り」などという言葉があります。

音は「カク」、訓は「かる・とりいれる」となります。

「獲」は動物の捕獲

「獲」は動物の捕獲を表す字となります。

また、何か望んでいるものを手に入れることも言います。

「獲」を使った例は「イノシシを捕獲する」「優勝旗を獲得した」「今年の漁獲量は増えた」「乱獲がたたり、魚の資源が枯渇した」「獲物はうさぎやキツネだ」と使い、他にも「採獲・拿獲(ダカク)・獲麟(リンカク)」などの言葉があります。

「穫」も「獲」も「とる」という意味

「穫」も「獲」も「とる」という意味があるため、紛らわしい言葉になります。

「収穫」を「収獲」と間違えやすくなります。

「捕獲」を「補穫」とも間違えやすいかも知れません。

インターネットの時代に入力ミスはないと思いますが、間違えて覚えている人は多いでしょう。

「獲る」「穫り入れる」となるとまちがう得る確率は大きくなります。

「穫」と「獲」とは

「穫」は穀物の穫り入れに使う字です。

「禾・のぎ」が使われる「禾偏」であることは穀物の意味になります。

「収穫」と使います。

「獲」は「獣・けもの」が使われる「獣偏」であることから、動物の捕獲に使う字です。

また、欲しいものを手に入れることでも使われます。

「捕獲・漁獲・獲物・獲得・乱獲・採獲・拿獲」などと使います。

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