老若は「年寄りと若者のこと」。
高齢者と若者を同時に表現したいときに使われる言葉になります。
老若男女という言葉が非常に有名なので、多くが知っているでしょう。
老幼は「年寄りと子供のこと」。
こちらは若者ではなく、子供を含んだ言葉になります。
意味は老若に近いと言えるものの、全く同じではないので、そこは知っておきましょう。
「老若」の意味
老若とは、年寄りと若者のことです。
これらの層を同時に表現するときに使われますが、たいていは男女も同時に表現する際に使用されやすく、老若男女という言い方が有名です。
これに関しては誰もが知っている言葉なので、知名度では相当高いです。
実際、いろいろな機会で耳にする表現であると評価できるのではないかと思われます。
「老幼」の意味
老幼とは、年寄りと子供のことです。
高齢者と子供を同時に表現するときに使われる言葉ですが、意味としては老若に近い部分はあるものの、全く同じではありません。
若者と子供なので、年齢的な部分で違いがあると評価できるでしょう。
また、老若は有名ですが、老幼についてはそこまでメジャーな表現ではないので、そこに関して重要と言えます。
「老若」と「老幼」の用法や用例
「世の中には老若男女がいるが、彼らがすべて幸せに暮らすことは難しいかもしれない。
それぞれで境遇が違うし、誰かにとって有利な状況は別の誰かにとって不利な状況にもなりえるんだ。」
「両親が忙しいときなどの場合には、両親の親に子供の世話を頼むこともあるだろう。
そういった老幼が一緒にいる光景というのは、そんなに珍しくはないと思うんだ。」
老若と老幼は意味は微妙に違う
老若と老幼は似たような表現に思えるかもしれませんが、意味は異なっています。
老若は高齢者と若者という意味ですが、老幼は高齢者と子供という意味なので、そういう部分で違いがあるのです。
したがって、そこに関して特に理解しておきましょう。
老若はそこそこメジャーですが、老幼はちょっとマイナーな感じはあると言えます。