「便所飯」と「ランチメイト症候群」の違い・意味と使い方・由来や例文

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便所飯は「トイレの個室の中で1人で食事をすること」。

1人で食事をしているところを他人に見られたくないがために、トイレの個室の中でご飯を食べる行為を指しています。

ランチメイト症候群は「学校や職場において、一緒に食事をする相手がいないことに一種の恐怖を覚える症状のこと」。

その結果として、便所飯に走るというケースが出てくるのです。

「便所飯」の意味

便所飯とは、トイレの個室の中で1人で食事をすることです。

通常はトイレの個室の中で食事はしませんが、一緒に食事をする相手がいないことを他人に見られたくない気持ちから、こういった場所で隠れて食事をする人もいます。

そういうときに使われるのが便所飯という言葉になるのです。

主に学生などが経験することが多いです。

「ランチメイト症候群」の意味

ランチメイト症候群とは、学校や職場において、一緒に食事をする相手がいないことに一種の恐怖を覚える症状のことです。

そういった感覚になった人が実際に便所飯を行うという流れになりやすく、ランチメイト症候群は意味としては便所飯とは違うものの、便所飯と密接に関係している言葉であると評価できるのです。

でも、言葉はややマイナーです。

「便所飯」と「ランチメイト症候群」の用法や用例

「学生らを中心に便所飯という食事の仕方がある。

これは友達がいないことを気にして、その状況を悟られないために、トイレで食事をする状況であるが、理解できる人は少ないだろう。」

「ランチメイト症候群という言葉があるように、人間は常に周りの目を気にしている。

食事をするときであっても、自分がどう見られているかという点を気にしてしまうんだ。」

便所飯とランチメイト症候群は意味が異なる

便所飯とランチメイト症候群は意味は異なっています。

ただ、両者は全く関係ない言葉というわけではないのです。

便所飯は友達がいない部分を他人に知られないために、トイレの個室で食事をするという意味ですが、ランチメイト症候群は一緒に食事をする相手がいないことを恐れている状況と言えます。

だから、ランチメイト症候群の結果、便所飯が起きるとも言えるわけです。

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