妙薬は「不思議なほどに効果が高い薬のこと」。
効果それ自体はちゃんとあるものの、その効果が思った以上に高いと言えるケースで使っていく言葉になるのです。
秘薬は「製法を秘密にしている薬のこと」。
秘薬の場合には、効果が期待できるという部分もありますが、製法を公にしていない、多くが知らないという意味があるのです。
「妙薬」の意味
妙薬とは、不思議なほどに効果が高い薬のことです。
効果がきちんとあるというだけではなく、その効果が想像以上に優れていると言える場面で使っていく表現になります。
だから、滅多に使うことはない言葉になると思われるのです。
でも、妙薬という表現を聞いたことがある人はそれなりにいるのではないかと思われる状況でしょう。
「秘薬」の意味
秘薬とは、製法を秘密にしている薬のことです。
したがって、どうやって作るのかに関して分からない、多くが知らないと言える薬に対して使っていくのです。
実際にこういった秘薬と言えるような薬は存在していますが、秘薬の存在自体がマイナーなので、秘薬という言葉に関してもどうしてもマイナーになってしまう面があるのです。
「妙薬」と「秘薬」の用法や用例
「この妙薬はなぜかは分からないけど、非常に大きな効き目がある。
だからこそ、特定のシーンにおいては非常に重宝しているんだ。
本当にありがたい存在と言えるだろう。」
「秘薬というのはときに素晴らしい効果を生むことがあるが、その製法は謎に包まれていることが多い。
つまり、どうやって作るのか全く分からない状況なんだよ。」
妙薬と秘薬は意味が異なる
妙薬と秘薬に関しては、意味が異なっています。
妙薬はよく分からないけど、なぜか効果が高いと言える薬で、秘薬は作り方が世に知られていない薬のことです。
ともにそれなりの効果があるという前提ではあるものの、それぞれが意味しているところは同じではないのです。
だから、これらの言葉は意味そのものを理解しておく必要があります。