「縷々」と「綿々」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

縷々は「長く続くこと、絶えることがないこと」。

こういった意味で使っていくので、要するに終わりが見えない、ないと言えるような場面で使用することになります。

綿々は「長く続いて、決して絶えない状況のこと」。

要するに終わりがないということなので、縷々と同じような意味であると評価できます。

知名度は同じくらいでしょう。

「縷々」の意味

縷々とは、長く続くこと、絶えることがないことです。

終わりが見えないと言えるような場合に使っていく言葉であり、基本的には果てしなく何かが続くと言えるようなケースで使用する言葉になります。

でも、縷々という言い方はそんなに有名ではないので、実際に使われる機会は多くなく、馴染みを感じる人は少ないと思われます。

「綿々」の意味

綿々とは、長く続いて、決して絶えない状況のことです。

意味としては縷々とほとんど変わらない状況であると言えるので、そこはまずポイントです。

意味がほぼ同じであるため、基本的に使い分けることは難しいと評価できるでしょう。

縷々と同じ場面で使っていく状況となるはずです。

知名度に関してもそこまで変わらないと思われます。

「縷々」と「綿々」の用法や用例

「人類の歴史は縷々として続いている。

非常に長い歴史があるが、今後途絶えることはないのではないかと思える状況だよ。

それだけ人類の歴史は特別なんだろうな。」

「伝統の中には非常に長く続いているものがある、そういったものは綿々としている状況であり、恐らく今後も続くだろう。

それ自体が社会から消えることはまず考えられない。」

縷々と綿々は似たような意味と言える

縷々と綿々についてはどちらも何らかの物事が長く続くという意味であり、決して絶えることがないという意味で使用していきます。

したがって、意味それ自体はほとんど変わらないと言えるのです。

また、使用頻度についても大きな差はないと思われるので、そういった部分も含めて理解しておくといいのではないかと思われるのです。

最新の記事はこちらから