大量は「量が非常に多い状況であること」。
主観でそのように思えれば使うことができるので、いろいろなシーンで使っていくことができる言葉になります。
広量は「度量の大きいこと、人の言動をよく受け入れる大きな心を持っていること」。
なんとなく大量と同じような意味と思われますが、実際は度量に対して使うので、意味は違います。
「大量」の意味
大量とは、量が非常に多い状況であることです。
大量という表現は日常的に多くが使用している表現であり、非常に有名な言葉になります。
でも、量が多いかどうかの判断は非常に主観的です。
厳密な定義はないので、各自で自由にタイミングを選んで使っていくことになるでしょう。
使用できるシーンはかなり多いと思われる状況です。
「広量」の用法や用例
広量とは、度量の大きいこと、人の言動をよく受け入れる大きな心を持っていることです。
つまり、大量とは違う意味になると言えるでしょう。
広量の場合には、心の広さを表す言葉になります。
だから、量が多いとか、そういう意味ではないので、そこは注意点になるのです。
マイナーな言葉なので、知らない人もそれなりにいると思われます。
「大量」と「広量」の用法や用例
「今日はやらないといけない仕事がマジで大量にある。
これは非常に過酷な1日になりそうだ。
今日中にすべて片付けばいいが、そうならなかったときにはさらに面倒になるだろうな。」
「度量が広い人、つまり広量な人も世の中にはいるが、その真逆な人も実際にいる。
精神的な部分というのは、どうしても個人差があるものなんだよな。」
大量と広量はそもそも意味が異なっている
大量は量が多いことですが、広量は度量が広いという意味になります。
したがって、両者は明らかに意味が違っていますし、使用するタイミングに違いがあるのです。
また、大量はかなり有名な表現ですけど、広量はあまり有名な表現とは言い難い面があるので、そこに関しても知っておいてほしいです。
つまり、知名度にも差があるわけです。