「増築」と「建て増し」の違い・意味と使い方・由来や例文

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増築は「ある建物を壊すことなく、床面積を増やすこと」。

階数を増やしたり、同じ敷地内に新しい建物を建てたりなどの方法が取られます。

建て増しは「今まで存在した建物に付け加える形で建築すること」。

付け加える形なので、すでにある建物にアレンジを加えるような状況になります。

それは増築にかなり近い状況であると言えるでしょう。

「増築」の意味

増築とは、ある建物を壊すことなく、床面積を増やすことです。

建物自体はそのまま残しながら、床面積を増やすことができるような工事をしていく、それが増築です。

基本的にはスペース自体が増えるような建築物の工事なのですが、増築自体はそんなに珍しいものではないのです。

実際にこういった依頼を出したことがある人は多くいるのではないかと思われます。

「建て増し」の意味

建て増しとは、今まで存在した建物に付け加える形で建築することです。

意味は増築にかなり近いです。

アレンジを施すような形で建築をしていくのです。

でも、建て増しという言い方はそんなに有名ではありません。

したがって、見聞きするケースはそんなに多くないと評価できるでしょう。

初めて聞く言葉である可能性もそれなりにあるはずです。

「増築」と「建て増し」の用法や用例

「増築をすると、それなりにお金がかかる。

でも、できればもう少し家の中のスペースが欲しいのよね。

だから、この際思い切って増築を検討してみようかと思っているところなんだ。」

「建て増しをすると、家が今までよりも大きくなる。

そこは確実に便利だと思うけど、やっぱり気になるのは料金だよね。

一体どれくらいかかると言うのだろうか。」

増築と建て増しは使用頻度が異なる

増築と建て増しに関しては意味はかなり似ています。

したがって、意味において区別することは厳しいでしょう。

ただ、両者は言葉の知名度が異なっています。

増築の方が建て増しよりも基本的に有名な表現になるので、増築の方が使われやすいという言い方になるはずです。

そういう部分について、覚えておいた方がいいと思われるのです。

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