企みは「何らかの望ましくない計画のこと」。
計画自体を指して使うものの、たいていはよくないものに対して使うことが多いです。
計り事は「物事がうまくいくように考えられた事前の計画のこと」。
こちらも計画に対して使っていく言葉になります。
しかし、望ましくないといった意味はないので、そこは違いになると言えるでしょう。
「企み」の意味
企みとは、何らかの望ましくない計画のことです。
計画それ自体を指す言葉ではありますけど、どんな計画でもいいわけではありません。
基本的にはよくない計画に対して使われる傾向にあるので、それだけ使用する場面を選ぶ言葉という言い方ができるでしょう。
でも、言葉自体は有名で、いろいろな機会で使用されると言えるのです。
「図り事」の用法や用例
計り事とは、物事がうまくいくように考えられた事前の計画のことです。
特定の方法を実践すれば、確実に成功するはずだといった確信があるようなケースにおいて練られる計画を指しています。
したがって、計り事と言えるような場面はあまり多くなく、状況としては限られるという言い方になります。
でも、言葉自体はそこそこ有名なはずです。
「企み」と「図り事」の用法や用例
「あいつの企みはいつも失敗に終わる。
計画が適当だから、悪だくみをしている状況が事前にバレてしまうんだよな。
だから、対策が容易にとれてしまうと言えるんだよ。」
「今回の計り事は完璧と言えるだろう。
問題点は全くないと言えるはずだ。
したがって、必ずこの計画を成功してみせる。
今回はそれくらいに自信があるんだよな。」
企みと計り事はちょっと意味が違う
企みと計り事に関しては、意味はそこまで変わりません。
どちらも何らかの計画などを指しています。
しかし、企みは望ましくない計画といった意味があるので、ネガティブなイメージが存在する場面で使っていくことになるでしょう。
一方で計り事に関しては、そういった部分はないので、いろいろなシーンで使用することが可能になります。