「跳」と「撥」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

跳は「躍り上がること、はねること」。

「ジャンプ」と言い換えると分かりやすい。

撥は「弾き飛ばすこと」。

「バチ」と言い換えると分かりやすい。

「跳」は「飛び跳ねること」です。

うさぎ跳びのようにジャンプをすることです。

「跳馬は飛び跳ねる体操の科目。

また、「はねる」という意味で「跳ね橋」と使います。

「撥」は「はねる、はじく」という意味があります。

「跳」は訓では「はねる・とぶ」

「跳」は「はねるや飛ぶこと」です。

「うさぎ跳はきつい運動だ」「跳躍面という練習が剣道にはある」「体操競技の跳馬」「鬼が周囲を跳梁跋扈する」「飛跳して喜んだ」」「高跳した」「縄跳びもスポーツになる」「マージャンの跳満を和了すると満貫の1.5倍を貰える」、「跳」の語源は「足と兆」からなり「跳びあがること」を意味します。

「撥」は「はねる・除く・三味線のバチ」

「撥」は「はねる・跳ね返す」意味から「三味線などのバチ」のことも言います。

また「ゼンマイ」のことを「発条・撥条」と言います。

「撥」は「発」に置き換わることもあります。

「はじいて音を出す楽器を撥弦楽器という」「元気溌剌は元気撥刺とも書く」「水をはじくことは撥水、油をはじくことは撥油と言う」などと使います。

「跳」と「撥」は「はねること」

「跳」と「撥」は「はねる」という訓が共通している「同訓異義語」と言えます。

「跳ねる」は人や動物が飛び跳ねることですが、「撥ねる」は水や油などものがはじけること、取り除くことを言います。

そこから「撥(バチ)」と呼ばれたのも知れません。

「不良品を撥ねる」「車が人を撥ねた」「撥水コートをした車」などとも使います。

「跳」と「撥」とは

「跳」は「とぶ、とびはねる」という意味があり「跳躍」という言葉があります。

他にも「うさぎ跳び・跳躍面・跳馬・跳梁跋扈・飛跳・高跳・縄跳び・跳満」などと使います。

「撥」は「はねる・はじく」などの意味があります。

「撥弦楽器・撥水・撥油・撥(バチ)・撥条」などの使い方があります。

「はねる」は除外する意味にもなり「人を撥ねる・不良品を撥ねる」などと使います。

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