繁忙は「用事が多くて忙しい状況であること」。
用事が多いことが理由で忙しいケースで使っていくので、使用する場面はそれだけ限られると言えます。
繁用は「用事が多くて忙しい状況であること」。
意味は繁忙と同じですが、繁用という言い方はあまり使われません。
つまり、使用頻度に関しては違いがあるという言い方ができるのです。
「繁忙」の意味
繁忙とは、用事が多くて忙しい状況であることです。
忙しい状況においては、たいていは用事が多いことが大半でしょうから、割と普通の状況を能わした言葉と言えます。
実際、繁忙と言えるようなケースは誰にとってもあると言えるので、割と日常的な言葉になります。
そして、知名度に関してもそれなりに高いので、そこを知っておくといいと思われます。
「繁用」の意味
繁用とは、用事が多くて忙しい状況であることです。
意味は繁忙と全く同じなので、基本的に区別することはできないでしょう。
しかし、繁忙と比べると繁用という言い方はあまりされないのが現状です。
したがって、こういう言い方は日常生活で見聞きしづらいと言え、それだけ馴染みを感じづらいはずであると評価できるのでしょう。
「繁忙」と「繁用」の用法や用例
「繁忙期はどうしても忙しいな。
この会社の場合、毎年この時期は寝る暇もないくらいに忙しくて、どうしても体力が持たないと感じられることもあるんだよな。」
「最近はどうしても繁用な感じで、睡眠時間がすごい少ないのよ。
寝る時間が削られてしまうのはちょっときついな。
本当はもっと休みたいというのが本音なんだが。」
繁忙と繁用は知名度が異なる
繁忙と繁用についてはかなり似た表現となっているものの、それぞれは知名度の面で違いがあります。
繁忙は割と有名な言い方で、実際に繁忙期と言った言葉をよく使いますけど、繁用についてはあまり聞きなれないものでしょう。
したがって、馴染みを感じられる人は少ないでしょうし、そもそも知らないという人が多いのではないかと思われます。
