多言は「やたら喋ること、口数が非常に多いこと」。
よく喋る人に対して使う言葉になります。
お喋りが好きな人というのは実際にそれなりにいるので、使用できるシーンは割と多いでしょう。
万言は「多くの言葉のこと」。
したがって、多言とはやや違う意味になります。
でも、多言に関しても多くの言葉という意味で使う場合がたまにあるので、同じ意味として使用できなくはないです。
「多言」の意味
多言とは、やたら喋ること、口数が非常に多いことです。
基本的には喋るのが好きな人、よく喋る人に対して使っていく言葉になります。
このような特徴を持つ人は実際にいますし、自分の身の回りでも存在していると感じる人は多くいるでしょう。
だから、日常生活において普通に使いやすい表現になります。
でも、言葉はそんなに有名ではないですけど。
「万言」の意味
万言とは、多くの言葉のことです。
口数などに対して使っていく言葉ではないので、そこはポイントですし、多言との違いになると評価できます。
万言については使用する場面がかなり限られ、実際に使う機会は大して多くないと思われます。
だから、日常生活ではほとんど見聞きしないので、馴染みは感じづらい表現であると言えるのです。
「多言」と「万言」の用法や用例
「多言な人と一緒にいると、会話が途切れることがない。
それに付き合わされる状況は意外と大変に感じられる。
常にその相手と話をしているような状況になるからね。」
「語彙力がある人の場合には、万言を使うことができ、それだけ多様な表現を使用する傾向にあるだろう。
こういった部分はその人の能力に依存すると言えるが。」
多言と万言は意味が異なっている
多言と万言に関しては、意味は似ているように思えるかもしれないですけど、両者の意味は異なっています。
多言はよく喋るという意味ですが、万言は多くの言葉という意味になります。
したがって、両者は意味において区別することが普通にでき、それぞれで使っていく場面も異なっていると言えるはずです。
だから、そういうところで区別をするといいでしょう。