「カメ」と「ウミガメ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

カメは「陸上や海に生息するカメの総称のこと」。

「甲羅」と言い換えると分かりやすい。

ウミガメは「海に生息するカメのこと」。

「タイマイ」と言い換えると分かりやすい。

「カメ」は固い甲羅に身を包み、手足と首、しっぽを出している動物のことです。

大半は陸上生活をしていますが、「ウミガメ」「オサガメ」は海に生息しています。

「ウミガメ」に対し「リクガメ」と言いたいですが、「リクガメ」はカメの一種にすぎません。

「カメ」は爬虫類のカメ目の総称

「カメ」は爬虫類の仲間の一つです。

「カメ目」と一括りにされていますが、陸上のカメと海のカメに大別されます。

固い甲羅が最大の特徴で、すべての「カメ」には甲羅があります。

銭亀からゾウガメ迄多くの種類があり、「鶴は千年、亀は万年」ということわざ通り総じて長生きをする動物です。

人間に親しまれ足の遅い例えにもなっています。

「ウミガメ」は、種類が少ない動物

「ウミガメ」は比較的種類が限られています。

「ウミガメ科」と「オサガメ科」に分かれ、比較的平たい甲羅を持ちます。

海中生活をし、産卵の時は砂浜に上がってきます。

「アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイ・オサガメ」などがいます。

「タイマイ」の甲羅は「鼈甲細工」に使われていましたが現在は輸出入禁止になっています。

「カメ」や「ウミガメ」の先祖

「カメ」や「ウミガメ」は特異な形から爬虫類の何から別れたのかはっきりしませんでしたが、ゲノム研究の結果、鳥や蛇に近いとされました。

甲羅は脊椎に相当するそうで、脊椎動物の名残を持っていると言えます。

また、「ウミガメ」の先祖には体長4メートルと人の2倍もあるアーケロンがいたことも化石で確認されています。

「カメ」と「ウミガメ」とは

「カメ」は爬虫類の仲間で陸上や「ウミガメ」など海中や水中にいるものを含め多くの種類が生息しています。

多くの「カメ」は固い甲羅が特徴で手足や首などを甲羅に引き込むことができます。

「ウミガメ」は産卵の時には浜辺に上陸します。

恐竜を先祖に持つ鳥や蛇などと同じ爬虫類の仲間です。

総じて、生き物の中では長寿になります。

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