「截然」と「画然」の違い・意味と使い方・由来や例文

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截然は「物事を明確に区別できること、崖や岩壁などが切り立っている状況であること」。

基本的には前者の意味の方が有名でしょうし、こちらの意味で使用することの方が多いはずです。

画然は「区別が非常にしやすい、違いがはっきりしている状況のこと」。

このような意味なので、截然と意味は同じと言える面があると評価できます。

「截然」の意味

截然とは、物事を明確に区別できること、崖や岩壁などが切り立っている状況であることです。

後者の意味で使うことはあまり多くないはずです。

基本的には前者の意味で使います。

物事の区別が容易であるような状況を表現するときに便利な言い方になるのが截然です。

でも、截然という言い方はややマイナーと言えると思われますけど。

「画然」の意味

画然とは、区別が非常にしやすい、違いがはっきりしている状況のことです。

違いが明らかであり、区別しやすいという意味に関しては、截然と同じですが、画然の方が言葉としての知名度はかなり高いと言えるのではないかと思われます。

つまり、截然は多くが知らないとしても、覚前は多くが知っている可能性があるということなのです。

「截然」と「画然」の用法や用例

「このゲームソフトとこのゲームソフトはパッケージに細かい違いがあるらしい。

しかし、俺は全く見分けがつかない。

ゲームに詳しい人は截然と区別ができるらしいからすごいよな。」

「現代文の問題を解いているんだが、この選択肢とこの選択肢は画然たる違いが見つけられない。

したがって、どっちを選ぶべきかずっと悩んでいる状況なんだよ。」

截然と画然は意味が似ている

截然と画然に関しては、ともに物事に区別できるポイントが見られる、簡単に違いが分かるという意味で使っていきます。

したがって、両者に関してはそこまでの違いはありません。

同じような意味と言えるのです。

でも、知名度としては、画然の方が上であり、逆に截然という言葉を知っている人はあまり多くないと言える可能性が高いです。

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