「考案」と「発案」の違い・意味と使い方・由来や例文

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考案は「工夫しながら案を出すこと」。

何らかの考えを出すときに使いますけど、工夫が必要なので、それなりに創意が見えるものに対して使っていく言葉です。

発案は「案を出すこと、議案を提出すること」。

こちらは単に案を出すようなシーンで使うことができます。

工夫などがないとしてもOKなので、考案と比べると多くの場面で使えるのです。

「考案」の意味

考案とは、工夫しながら案を出すことです。

工夫が必要という意味では、ありふれた案に対しては使うことができないと評価できます。

でも、この考案という言葉は割と使われます。

多くの人たちは工夫の有無に関係なく、案が出たときには考案と言っている可能性も十分に考えられるのです。

そこに関しても知っておくといいでしょう。

「発案」の意味

発案とは、案を出すこと、議案を提出することです。

案を出すだけで使うことができる言葉になるので、そんなに珍しい状況ではないでしょう。

考案と比べたときには使いやすい表現になります。

したがって、日常的に発案と言えるような状況は起きており、自身でも何気なく使っている可能性がある言葉になると言えると思われます。

「考案」と「発案」の用法や用例

「考案をしてみるものの、俺のアイデアはほとんど評価されない。

所詮は凡人が考えるようなものであって、工夫が全く見られないということなんだろう。」

「とにかくいろいろな発案をしてみて欲しい。

そういった中から非常に優れたものが出てくる可能性もあるから。

数を出すことがとにかく大切なことであると言えるんだよ。」

考案と発案は区別自体はできる

考案と発案に関しては、意味は似ています。

似ていますが、全く同じではないでしょう。

したがって、両者は区別できる点が一応存在していると言えるのです。

考案は工夫しながら案を出すということであり、発案は案を出すという意味になります。

したがって、考案はやや細かい条件がついていますけど、発案はそういった部分がないので、そこで違いを実感できるはずです。

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