駆逐は「敵となる者や邪魔するものを追い払おうをすること」。
自分たちにとって都合の悪い存在を排除するという意味で使います。
かなり攻撃的な手法を使用する際に使われやすい言葉です。
放逐は「特定の人をある地域内や組織内から追い払うこと」。
こちらも結局は都合の悪い存在を排除するという意味になりますが、地域内や組織内からという点がポイントです。
「駆逐」の意味
駆逐とは、敵となる者や邪魔するものを追い払おうをすることです。
自分たちにとって脅威となる存在、都合が悪い存在を遠ざけるという意味になりますが、こういった表現は日常ではあまり使われません。
どちらかと言えば、非日常的な場面で使用されます。
戦いなどが繰り広げられている場面でよく使われるので、そこは覚えておきましょう。
「放逐」の意味
放逐とは、特定の人をある地域内や組織内から追い払うことです。
地域内や組織内にいる邪魔者を追い払うという意味で使われやすい言葉になります。
したがって、結局は駆逐に似ている表現であると言えるでしょう。
でも、放逐という言葉は意味も表記も駆逐に似ていますが、駆逐ほどは使用されない傾向にあります。
どうしても知名度が落ちるのです。
「駆逐」と「放逐」の用法や用例
「相手の親玉をやっつけるには、その前にいるこいつら全員を駆逐する必要がある。
無理な話ではないが、手間が相当かかりそうだ。
これは我慢強くいかないとダメだろうな。」
「どうやら我が組織の中にスパイがいるみたいだ。
こいつをなんとか放逐しない限り、活動に支障が出る可能性が高い。
したがって、内密に特定すべきと言えるだろう。」
駆逐と放逐は同じような意味
駆逐と放逐は邪魔な存在、脅威となる存在を排除するといった意味で使われる言葉であり、両者の意味は大して変わりません。
したがって、大雑把に見れば同じような意味であると解釈できるでしょう。
でも、一般的には駆逐の方が有名であり、放逐はややマイナーという言い方ができます。
そこに関しても同時に覚えておくといいです。