観光は「他国や他郷の景色などを見物すること」。
自分にとって日頃馴染みがないと言えるものに触れる、そういう意味で使われる言葉です。
たいていは旅行に行くシーンで用いられます。
行楽は「山野などに出かけて、そこで楽しむこと」。
風景などを見て楽しむというのもありますが、それ以外の手段を利用して楽しむ状況も考えられます。
「観光」の意味
観光とは、他国や他郷の景色などを見物することです。
一般的には旅行をするときに、自分にとって馴染みがない場所を訪れて、その景色などを楽しむという意味で使われます。
かなりメジャーな表現であり、誰もが知っている言葉になると思われます。
観光をしたことがない人はかなり少数派だと言えるでしょうし、多くが馴染みを感じられる表現です。
「行楽」の意味
行楽とは、山野などに出かけて、そこで楽しむことです。
山野などの自然を感じられる場所に向かい、そこで何らかの楽しさを感じるようなシーンで使っていく言葉になるのです。
そういう意味では、自然を感じづらい場所に行くときには、行楽という表現はあまり適さないと言えるはずです。
だから、使用できるシーンは限られると言えるのでしょう。
「観光」と「行楽」の用法や用例
「修学旅行というのは、本来は観光目的ではないが、観光目的で来ている生徒らが多いだろう。
やはり普段来れない場所の景色などを見物したくなる気持ちはどうしてもあるんだ。」
「この季節はまさに行楽シーズンであり、自然が溢れるような場所に出かけたくなるんだよね。
そういうところに行けば、絶対に気持ちいいんだろうなと思えてくる。」
観光と行楽は似たような部分がある
観光と行楽については、ともに普段行かないような場所に行って、そこで楽しむという意味があります。
観光は海外に行くケースもありますけど、行楽は基本的には国内でかつ自然を感じられる場所に行くケースが多いです。
したがって、両者は同じような行動に対して使いますが、向かう場所に着いてはちょっと違いがあると言えるのです。