学風は「学校における雰囲気のこと」。

特定の学校がどのような雰囲気か、という傾向に関する言葉と言えます。

そんなに有名な表現ではありません。

校風は「学校における雰囲気のこと」。

意味は学風と全く同じです。

でも、知名度的には校風の方が恐らく有名でしょう。

それぞれの学校の特徴を表すときによく使われる言葉になります。

「学風」の意味

学風とは、学校における雰囲気のことです。

それぞれの学校の雰囲気における特徴を示した言葉になります。

ただ、学風という言葉を使うときには、たいていは大学を指すことが多いです。

したがって、小中高に対してはあまり使わないです。

大学ごとに雰囲気の違いは実際にあるので、大学に通っている学生らが使うケースは普通にあるでしょう。

「校風」の意味

校風とは、学校における雰囲気のことです。

このような意味であるため、学風との違いはそんなにありません。

でも、校風は大学に対してはまず使われない表現と言えます。

たいていは小中高などが対象となっており、大学においては学風を使っていきます。

そういう分かりやすい違いがあるので、校風に関しては覚えておかないといけません。

「学風」と「校風」の用法や用例

「この大学は共学だけど、女子学生の比率が非常に高い。

たいていは男子学生の方が多いが、ここはわずかながら女子学生の方が多いんだ。

そのため、独特の学風を感じるよね。」

「夏休みに高校見学として、いろいろな高校を見て回っているけど、それぞれで校風が結構異なっているのがよく分かる。

ここは選ぶうえでの基準になりそうだ。」

学風と校風は使用する場面に違いがある

学風と校風はそれぞれ学校の雰囲気を表す言葉と言えますけど、使用する場面は同じではありません。

学風は主に大学のみに対して使っていく言葉になりますけど、校風は小中高に対して使っていくのです。

だから、それぞれの意味はほとんど変わらないと言えますが、使う場面だけは気を付けないといけません。

そこがポイントです。

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