結党は「徒党を組むこと、政党を結成すること」。
どっちの意味でも使っていくので、両方とも覚えておく必要があるでしょう。
立党は「新しい政党を作ること」。
こちらは政党に対してのみ使っていく言葉であるため、そこは大きなポイントであると言えます。
徒党を組むときには基本的に使用しないので、そこは覚えておくべきと言えるでしょう。
「結党」の意味
結党とは、徒党を組むこと、政党を結成することです。
徒党を組むときのみならず、政党を結成するときにも使うことができる言葉と評価できます。
でも、一般的には政党を組むときに使われる言葉であると言えるでしょう。
政党に関しては多くの人にとって縁がない団体であり、誰にとってもこの言葉を使う機会はまずないと言えると思われます。
「立党」の意味
立党とは、新しい政党を作ることです。
これまでにない政党を自分たちで作っていくときに使う言葉ですが、結党と比べるとややマイナーな言い方になるでしょう。
政党を作るという意味しかないものの、立党に関してはあまり聞いたことがないと感じられる人が多いと思われます。
結党の方がどうしても有名な言葉と評価できるのです。
「結党」と「立党」の用法や用例
「結党をするというのは、非常に勇気がいることだよな。
政党を作るなんて夢にも思わない人が多いだろうし、政治にかかわりたいと思っても、なかなかできない決心だよね。」
「日本の場合、自民党といったメジャー政党があるから、新しく立党をしても、政権をとることは非常に厳しい。
したがって、そういうモチベーションがわかないよな。」
結党と立党は同じ意味で使える
結党と立党に関しては、ともに政党を作るという意味が存在しています。
だから、これらの言葉は全く同じ場面で使用することができるのです。
ただ、結党には徒党を組むという意味もありますから、全く同じ意味ではないと言えるでしょう。
結党の方がやや有名ではないかと思われますけど、立党に関しても念のために覚えておいた方がいいでしょう。