会話は「2人以上集まり話をすること」。

「話」「おしゃべり」と言い換えると分かりやすい。

対話は「基本的には2人が向き合い話をすること」。

「話し合い」「協議」と言い換えると分かりやすい。

談話は「考えを自由に話すこと、語ること」。

「語らい」と言い換えると分かりやすい。

それぞれ「話」をすることですが、目的が異なります。

「会話」はただ「話」をすることです

「会話」は普通に「話」をすることで、複数の人の話になります。

1人では「独り言」となり「会話」は使いません。

特に目的はなく、「日常会話」として普通に行われます。

「おしゃべり」「立ち話」「井戸端会議」などは「会話」と言えます。

「会話」を使う言葉としては「英会話」がありますが、「日常会話」を英語で言うので使用されます。

「対話」は目的を持って2人が話すことです

「対話」はある目的のために2人が向き合って話をすることです。

単に話をするのではなく、結論を求めて「話し合い」をすることです。

意見が異なるもの同士が向き合って、ある課題について「話し合い」をして一定の結論を得ようとします。

国家間の未解決のことは武力ではなく「対話」を通じて解決しなければならないと使われます。

「談話」はお互いに思いや考えを自由に話すことです

「談話」は「対談」形式でお互いの思いや考え、感想などを自由に発言することです。

あるテーマがあって対話をすることや、特定の人同士が自由に発言することも言います。

「談話」を使う言葉としてトーク番組の「談話室」があります。

「首相談話」は国民と首相との対話という設定のため、首相が1人である事柄について意見や感想などを述べることになります。

「話」は複数の人の間の意思疎通の手段です

話は人間が勝ち得た意思疎通の能力で、「会話」は日常的に当たり前に行われています。

目的は特に無いため、自由にいつでもどこにいても誰とでも話すことができます。

「対話」は目的を持って、基本的には2人が向き合って話すことになりますが、集団同士の「対話」も問題解決のために行われます。

「談話」は自由形式でお互いの思いや感想を言い合うことです。

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