出没は「姿を見せたり、消したりする状況のこと」。
どこかに現れたと思ったら、いつの間にかいなくなっているようなシーンで使っていく言葉になります。
見え隠れは「姿を見せたり、隠れたりする状況のこと」。
意味としては出没とほぼ変わりません。
こちらも姿が見えたり、消えたりするケースで使っていくことになりますから。
「出没」の意味
出没とは、姿を見せたり、消したりする状況のことです。
たいていは人に対して使っていきますけど、動物などに対して使うこともできます。
姿を見せるときもありますが、常にそうであるとは言えず、姿を見せないシーンもあるようなときに使う言葉です。
いつ見ることができるか分からない、そんなケースで使用する言葉になるのです。
「見え隠れ」の意味
見え隠れとは、姿を見せたり、隠れたりする状況のことです。
特定の存在が見えているときもあれば、見えなくなっているときもある、そういうときに使用する言葉と言えるでしょう。
したがって、常に見えている、姿が確認できているような場合には使用することは難しいのです。
時と場合を選ぶような言葉になりますが、たまに聞かれます。
「出没」と「見え隠れ」の用法や用例
「夜になると、この辺で変質者が出没するという目撃証言が最近になって聞かれ始めた。
毎日目撃されているわけではないが、たまに現れるらしいんだ。
注意した方がいいだろうね。」
「最近になって、うちの家の庭に野良猫が見え隠れするようになった。
たまに見つけるけど、すぐに姿を隠したりするんだ。
珍しい光景だから、新鮮な気分だよ。」
出没と見え隠れは似たような意味と言える
出没と見え隠れは意味はかなり似ています。
どちらも特定のものの姿が見えたり、消えたりするときに使っていく言葉になるのです。
したがって、両者に大きな違いは存在していないと評価できるはずです。
同様の場面で使用することが可能な言葉なので、区別しづらい性質があると言えるでしょう。
どちらを使っても構わないと言えそうです。