「黙殺」と「ガン無視」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

黙殺は「問題にしないで、無視をすること」。

若干気になるような状況において、あえて気にしないという態度をとるときに使っていく表現になります。

ガン無視は「完全に無視すること」。

無視するという態度を強調する表現になります。

ガン無視という言葉は若者はそこそこ使う可能性があるものの、一定年齢以上の人は知らない可能性が高いです。

「黙殺」の意味

黙殺とは、問題にしないで、無視をすることです。

少なからず気になってしまいそうな状況などに関して、あえて全く気に留めない態度を取るような場面で使われる言葉になります。

本来は気になりそうな状況なのに、あえて無視をするという部分はポイントです。

黙殺という言葉はそんなに頻繁に使われるものではないでしょうけど。

「ガン無視」の意味

ガン無視とは、完全に無視することです。

特定の状況や人の呼びかけなどに全く反応しないケースで使います。

たいていはそれに気付いているけど、あえて反応しないことが多く、意図してそういう行為をしていると言えるのです。

ガン無視という表現は若い人はたまに使いますけど、そうじゃない人はそもそも言葉を知らない可能性が高いでしょう。

「黙殺」と「ガン無視」の用法や用例

「今は大きな問題の処理に忙しい。

したがって、些細な問題に関しては黙殺するとしよう。

今はそういった部分に気を配っている余裕はないからな。

物事には優先順位がどうしてもある。」

「面倒くさい奴から頻繁に連絡が来るんだけど、いい加減にウザいからガン無視している。

そんな態度を続けていたら、いよいよ連絡が来なくなったんだよね。」

黙殺とガン無視は割と意味が似ている

黙殺とガン無視については、意味はそれなりに似ています。

どちらも無視をするという意味になりますから。

でも、黙殺は問題にしないという意味が含まれており、ガン無視は完全に無視をするので、その程度はより強いです。

だから、そういう部分で違いがある言葉なので、そこを覚えておくといいと思われます。

区別できる点は一応あるのです。

最新の記事はこちらから