「返り血」と「血しぶき」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

返り血は「刃物で相手を切ったとき、自分の身体にはね返ってくる血のこと」。

こういった言葉は相手に傷を負わせる、殺すなどのシーンで使います。

したがって、フィクション以外ではほぼ見聞きしません。

血しぶきは「出血したときに、あたりに飛び散る血のこと」。

出血の勢いが非常に激しいときに特に使用される表現と言えます。

「返り血」の意味

返り血とは、刃物で相手を切ったとき、自分の身体にはね返ってくる血のことです。

一般的には人を殺傷するシーンで使う言葉ですが、日常会話で出てくるような言葉ではありません。

たいていはフィクションのドラマや映画などの中でセリフとして登場するものであり、そういったケース以外ではまず耳にしない表現になるはずです。

「血しぶき」の意味

血しぶきとは、出血したときに、あたりに飛び散る血のことです。

通常は出血しても血がいろいろな方向に飛び散ることはありませんが、出血した場所やその状態によっては、そういう光景が見られる場合があります。

だから、現実であり得る光景になるのです。

でも、実際にそういうシーンが目撃することはまずないと言えるでしょうけど。

「返り血」と「血しぶき」の用法や用例

「今回の殺人事件は犯人は恐らく大量の返り血を浴びているはずだ。

したがって、そのままの姿で逃走しているとしたら、誰かがその状況を見ているかもしれない。

目撃者を探していこう。」

「人間の出血は通常は穏やかな状況ではあるけれども、場所によっては一気に血しぶきが吹き上げるような状況もありえる。

それは非常に怖い光景だろうね。」

返り血と血しぶきは似ている面もある

返り血と血しぶきはどちらも出血が確認されるようなシーンで使っていく言葉です。

そして、ともにそれなりに出血の勢いが激しいときに使われやすいです。

ただ、返り血は殺人事件などのシーン、血しぶきは特殊なケガなどをしたシーンで使うため、日常生活で目撃するような状況ではなく、言葉としてもほぼ使用しないものと言えるでしょう。

最新の記事はこちらから