意気込むは「特定のことをしようと思って、勇み立って張り切ること」。
特定のことをするにあたって、やる気に満ちている、そんな精神状態のときに使っていきます。
勢い込むは「奮い立ったうえで、何かをしようとすること」。
奮い立っているので、それなりにやる気に満ちている状況と評価できます。
意味は意気込むにかなり近いでしょう。
「意気込む」の意味
意気込むとは、特定のことをしようと思って、勇み立って張り切ることです。
これから何らかの行為をするにあたって、その部分への気持ちが非常に強くなっている、やる気に満ちているという状況で使います。
割と日常的に使用されやすい表現と言えるので、知っている人は多くいますし、実際に使ったことがある人も多々いると思われます。
「勢い込む」の意味
勢い込むとは、奮い立ったうえで、何かをしようとすることです。
奮い立ったからこそ何かをする気になったとも言えますが、何かをするにあたってやる気が非常にみなぎっていると言えるシーンで使うことが多いです。
基本的な意味としては、意気込むとほとんど変わらないですし、意気込むの方が有名なので、勢い込むを使うシーンはあまりないでしょう。
「意気込む」と「勢い込む」の用法や用例
「今日は一日中勉強をしようと意気込んでいたため、結果的に10時間以上続けていた状況だ。
これだけ勉強をした日というのは、これまでになかったのではないか。」
「今は完全に仕事を終わらせようと勢い込んでいる状況だ。
こういう気持ちにならないと、この膨大な量はなかなか片付かないだろうな。
だから、気合を入れる必要があるんだ。」
意気込むと勢い込むはほぼ同じ意味
意気込むと勢い込むに関しては、特定の何かをするにあたって自分のやる気を高める、自分を奮い立たせるという意味になります。
したがって、意味は割と似ている状況であると評価できるでしょう。
でも、意気込むは多くが知っている言葉でしょうけど、勢い込むを知っている人はあまり多くないと思われるので、そこは一応の違いになります。