つけ払いは「後払いのこと」。
要するに何かを買った後、利用した後に代金や料金を支払うという意味です。
それが同時ではないときに使います。
単につけとだけ言う場合も多いです。
掛け売りは「企業間において行われる後払いのこと」。
こちらも後払いなので、つけ払いに近い意味ですけど、主に企業間で使用される点に特徴があります。
「つけ払い」の意味
つけ払いとは、後払いのことです。
通常は商品の購入時、サービスの利用時にお金を支払うことになりますけど、そういったタイミングではなく、もっと後になってから支払いをする状況でつけ払いという言葉を使います。
飲食店などにおいて、多用される表現と言えるわけですが、つけとだけ表現することもあるので、そこは知っておくといいです。
「掛け売り」の意味
掛け売りとは、企業間において行われる後払いのことです。
一般的な人たちが行う消費活動ではなく、企業間で行われる取引などにおいて使われる表現になります。
したがって、多くの人たちにとっては使い機会はほぼないと言えますし、馴染みを感じられる余地はほぼないでしょう。
言葉自体は聞いたことがあるかもしれないですけど、使ったことがある人は少ないはずです。
「つけ払い」と「掛け売り」の用法や用例
「このお店はつけ払いが利用できるんだ。
だから、手持ちのお金がないときでもつい寄ってしまうんだよね。
そのおかげで利用金額がどんどんかさんでしまうのだが。」
「企業同士では日夜いろいろな取引が行われているが、私たちはそのほとんどを知らない。
そして、そういった中では掛け売りという方法が割と使われている状況なんだ。」
つけ払いと掛け売りは同じような意味と言える
つけ払いと掛け売りに関してはともに後払いを意味する言葉です。
したがって、割と意味は似ています。
しかし、つけ払いは多くの人たちがやる後払いに対して使われますが、掛け売りは企業間で行われる後払いに対して使用される言葉なので、そこは実は違っているのです。
だから、そういう部分で見分けていくことができるでしょう。