「禁足」と「足止め」の違い・意味と使い方・由来や例文

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禁足は「一定の場所に居させたうえで、外出や旅行を禁ずること」。

特定の場所から出られないようにするという意味であり、以前はこういった制度が存在していました。

足止めは「所定の場所を離れないように強制されること」。

意図的にそのような事態を実現することもありますが、偶然そうなってしまうこともありえると言えます。

「禁足」の意味

禁足とは、一定の場所に居させたうえで、外出や旅行を禁ずることです。

こういった処置に関しては、以前は刑罰のような形で存在していましたが、現在では特に見られません。

ただ、懲役刑などは近いかもしれません。

現代ではあまり使われない言葉なので、禁足という部分に馴染みを感じることができる人はほぼいないと評価できます。

「足止め」の意味

足止めとは、所定の場所を離れないように強制されることです。

特定の場所から出ることができず、しばらくそこにいないといけないケースで使っていきます。

意味は禁足とかなり似ていますが、現代では足止めの方がかなり有名な表現と言えます。

足止めという表現は、実際にニュースなどで見聞きするものですから、馴染みを感じやすいでしょう。

「禁足」と「足止め」の用法や用例

「昔は禁足なんていう措置があったらしいが、そんなことをされたら自由に外出ができなくなる。

非常に困るな。

今でもそういう刑罰は存在しているけどね。」

「近くで雪崩があったみたいで、しばらく足止めになりそうだ。

かなり気温が低いから、できるだけ温かくして待つしかない。

でも、いつ復旧するか分からないのが困るんだよな。」

禁足と足止めは意図的かどうかの違いがある

禁足と足止めはともに特定の場所から動くことができない状況で使っていきます。

両者の意味はかなり似ていますが、違っているところは一応あります。

というのも、禁足は国の措置など、意図的に行われるものですけど、足止めは自然災害など、偶然に起きてしまうことが多く、そういう部分で区別をしていくといいと言えるはずです。

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