「くたばる」と「くたびれる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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くたばるは「衰弱すること、死ぬこと」。

死ぬという意味の言い換えで使用されることが多いですが、必ずしも死ぬシーンじゃないと使えないわけではありません。

くたびれるは「疲労がたまったことによって、元気がなくなること」。

表現はくたばるにやや似ているものの、意味は違っています。

あくまでも疲れている状況、元気がない状況で使う言葉です。

「くたばる」の意味

くたばるとは、衰弱すること、死ぬことです。

基本的には人が死ぬようなシーンで使うことが多く、たまに使用される表現になります。

特によく思っていない人間が死んだときには、くたばるという表現は割と見聞きするでしょう。

ただ、死ななくても、単純に衰弱しているような光景が見られた場合でも使うことがあると言えるのです。

「くたびれる」の意味

くたびれるとは、疲労がたまったことによって、元気がなくなることです。

死ぬという意味は特にないので、その点においてくたばるとは意味が異なっていると評価できます。

基本的には疲れて何もできないような状態になっている意味で使うので、普段の生活の中で何度も使用できる可能性があると言えます。

無意識のうちに使っている人も多いでしょう。

「くたばる」と「くたびれる」の用法や用例

「学生時代に俺のことを常にいびり倒してした教師が、くたばったらしい。

俺にとっては嫌な思いでしかない存在で、悲しいなんて気持ちは一切ない状況だよ。」

「今日は営業でずっと外を歩いていたから、さすがに疲労困憊だよ。

ここまでくたびれる状況はいつ以来だろうか。

こういう状況だと、営業は本当に体力勝負だなと思えてくるよね。」

くたばるとくたびれるは意味が全く違う

くたばるとくたびれるは表記としては似ている面があるものの、意味は全く違っている状況です。

くたばるは単純に死ぬという意味の言い換えで、自分が好ましく思っていない人間が死んだときに特に使う言葉になります。

くたびれるは疲労がたまることで、元気がなくなるという意味で使っていきます。

使用する場面に明らかな違いがあるのです。

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