「空位」と「空席」の違い・意味と使い方・由来や例文

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空位は「特定の地位に関して、今のところ誰もついていない状況であること」。

本来は誰かがその地位につくべきなのに、適当な人間がいないなどの理由で該当者がいないケースで使います。

空席は「人が座っていない席のこと、欠員となっている地位のこと」。

後者の意味については空位と同じ意味ですが、空席の場合にはたいていは前者の意味で使われます。

「空位」という意味

空位とは、特定の地位に関して、今のところ誰もついていない状況であることです。

何らかの事情によって、空いている状況で使います。

たいていの場合は適任者がいないなどの理由になることが多いでしょう。

一定期間は空位であっても、その後に誰かがその地位につくこともあるので、そこに関しても知っておくといいと思われるのです。

「空席」の意味

空席とは、人が座っていない席のこと、欠員となっている地位のことです。

基本的には前者の意味で使用していくことになりますが、後者の意味も一応あるので、そこは理解しておきましょう。

そして、校舎の意味の場合には空位とほぼ同じ使い方ができます。

でも、こういう意味において空席を用いるケースは多くないので、そこは覚えておきましょう。

「空位」と「空席」の用法や用例

「今のところエースナンバーは空位となっているが、それに相応しい選手が入ってきたらその人につけてもらうとしよう。

それまでは欠番という形ではいいのではないか。」

「この地位に関しては空席という状況が長く続いている。

能力的に問題ないと思われる人がなかなか現れないという点が最大の理由だろうか。

でも、そのうち優秀な人間が出てくるかもしれないな。」

空位と空席は同じ意味として使うことができる

空位と空席はどちらも特定の地位についている人物がいない状況を指しています。

何らかの理由によって、そういう状況になっているものの、具体的な理由までは不明と言えるでしょう。

しかし、今後その地位に就く人物が出てくる可能性もあると言えます。

ただ、空席は席が空いている、席に座っていないという意味でも使うので、そこは知っておくといいです。

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