「陰謀」と「策略」の違い・意味と使い方・由来や例文

陰謀は「秘密裡に謀り事を以って人を陥れること」。

「だまし」と言い換えると分かりやすい。

策略は「謀り事を以って自分の意向に沿わせること」。

「意のまま」と言い換えると分かりやすい。

「陰謀」は「謀り事を相手に対して秘密裏に行うこと」です。

大体が相手を騙して陥れ、自分が有利になるようにすることを言います。

「策略」は相手に好条件を与え、自分の味方にすることです。

「陰謀」は陰での謀り事

「陰謀」は陰で秘密裏に行われるもので、相手を騙して陥れる事をします。

最近では「大国の陰謀」があり、軍事訓練と偽り国境に軍隊を終結させ、相手にはこれは軍事訓練で侵攻する意図はないとしながら、遂に侵攻を開始したことがありました。

「陰謀」は相手を騙すことから始まります。

口で言うことと腹の中は違うということです。

「策略」は相手を篭絡して丸め込み、味方に引き入れる謀り事のことです。

「篭絡」は相手をうまくだまして、丸め込み味方として引き入れることです。

政治やサラリーマン社会でも出世をしたい人に後ろ盾になるような素振をして、意のままにすることは良くあることです。

「略」は「謀り事」と言う意味もあります。

「策略」は「策を謀ること」です。

「陰謀」は陰で行う謀略のことです。

「陰」で行うことは相手をだますことになります。

本当の目的を隠して相手をだまし、期が熟したならば本性をあらわにすることです。

相手は意表を突かれるような気分になり、「だまされた」と分かるのです。

「策略」の「策」は味方にする方法のことです。

そのような策を謀ることを言います。

「陰謀」は相手に秘密裡に諮り事を行い、実行するまでは騙し通すことをします。

準備ができ次第本性を現しますが、相手は意表を突かれ術中にはまります。

「策略」は味方にする策を謀ることです。

自分の意向に沿う人を増やすために行います。

政治の世界では金が動き行われているものかもしれません。

政党を渡り歩くような議員はいるものです。