あとがきは「書物や手紙の終わりに書き添える言葉のこと」。
何らかの本の1番最後にこういったもの実際に存在しているケースが多いです。
あとがきがあっても気付かない人もいますが。
奥書きは「書類に記載された事項が正しいことを証明するために末尾に書いておく文のこと」。
官公署などにおいて見られるものですが、多くの人たちには縁がないものでしょう。
「あとがき」の意味
あとがきとは、書物や手紙の終わりに書き添える言葉のことです。
たいていは本などに載っているもので、そういったものを読んだときには、最後の方にあとがきが実際に書かれていることはよくあります。
あとがきに関しては本編とは関係ない、作者の考えたことなどを含むこともあり、人によっては興味を持たないケースも多々あるでしょうけど。
「奥書き」の意味
奥書きとは、書類に記載された事項が正しいことを証明するために末尾に書いておく文のことです。
こういったものは主に官公署において見られるため、多くの人たちにとっては馴染みがない光景と言えると思われます。
だから、実際に奥書きという言葉を使うケースも多くなく、言葉自体にも馴染みを感じづらい部分があるということです。
「あとがき」と「奥書き」の用法や用例
「この本の場合、あとがきもそれなりに読み応えがあったと言える。
したがって、本編も普通によかったが、全体的にそれなりに楽しむことができたと言えるんじゃないかな。」
「官公署を記すときには、確認の意味を込めて奥書きが必要になる。
こういった部分は絶対に忘れてはいけないから、しっかりと頭に入れておくべきだろう。」
あとがきと奥書きは使用する場面が違う
あとがきと奥書きは特定の文章の最後に記すものですが、これらは使用する場面が違います。
あとがきは何らかの書籍や手紙などにおいて使われる表現ですけど、奥書きについては官公署などにおいて使われる表現です。
したがって、それぞれは明らかに使う場面に違いがありますから、そこに関して特に覚えておくといいと言えるのです。