「相応」と「応分」の違い・意味と使い方・由来や例文

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相応は「相応しいこと、特定のものと釣り合っている状況であること」。

一般的には何かと比較をして、それと同等であると言えるシーンで使っていきます。

応分は「身分や能力に相応しい状況であること」。

特定の人の身分や能力などと比較して、何らかのものがちょうど釣り合っていると言えるケースで使っていく言葉になります。

「相応」の意味

相応とは、相応しいこと、特定のものと釣り合っている状況であることです。

特定のものが別の何かと同等であると評価できる場面で使います。

価値などが同じであると言えないといけないので、そこがポイントと言えるでしょう。

身分相応とか、そういう言い方をすることが多いです。

逆に言えば、それ以外の表現はあまり存在していないと評価できます。

「応分」の意味

応分とは、身分や能力に相応しい状況であることです。

相応に意味は似ていますけど、相応よりも具体的と言える状況です。

ただ、相応も結局は身分や能力と比較するときがほとんどなので、使い方はほぼ同じですが。

そして、応分という表現については一般的にはあまり知られていません。

そのため、実際に使う人は多くないと言える状況なのです。

「相応」と「応分」の違い

「この大学は俺にとっては相応と言えるだろう。

本音を言えば、もっと偏差値の高いところに行きたかったが、受験生時代の成績を考慮すれば妥当なところに受かったなという印象だ。」

「今の仕事は俺に合っていないだろう。

もっと応分と言える仕事を任せてほしかった。

これじゃ俺のせっかくの能力が全く生かされない状況だよ。」

相応と応分はかなり意味が似ている

相応と応分については、あるものとあるものが釣り合っている状況で使う言葉と言えます。

能力的に妥当である、価値が同等であるといった意味合いになるのです。

だから、両者は意味の違いはほとんどないと評価できるはずです。

しかし、知名度においては相応の方がどうしても有名なので、こっちが使われやすいと評価できるでしょう。

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