非道は「人道にはずれていること」。
つまり、一般的な倫理観などから逸脱した行動などをする状況を指しています。
人間性を否定する意味を持つ言葉です。
横道は「本道から横にそれた道のこと、人道にはずれた道のこと」。
よこみちと読んだり、おうどうと読んだりします。
後者の意味は非道とほぼ同じと言えると思われるのです。
「非道」の意味
非道とは、人道にはずれていることです。
多くの人が考える倫理観などから逸脱した状況で使う言葉ですけど、特定の人の人間性を否定する意味を持っているため、かなり強烈な言葉と評価できます。
つまり、使われた側からすればかなりショックと言える可能性があるので、実際に非道を使用するときにはしっかりと注意しておきましょう。
「横道」の意味
横道とは、本道から横にそれた道のこと、人道にはずれた道のことです。
単純に横にそれた道という意味で使うこともできますが、人道にはずれた道という意味もあるので、ここまで知っておく必要があるでしょう。
つまり、非道と同じような意味で使っていくことが可能なわけです。
でも、この意味においては、非道よりは知名度は落ちてしまいますけど。
「非道」と「横道」の用法や用例
「非道な行為をする人に関しては、それが非道であるという認識にはなっていないと思われる。
私たちから見ればそう見えるだけで、本人はそう思っていない可能性が高いのだろう。」
「この横道は本来は近道になっているはずだが、一向に目的地に着かないな。
もしかして間違った道を進んでしまったのだろうか。
これは困ったことになった。」
非道と横道は同じ意味として使うことができる
非道と横道は一見すると全く違う意味の言葉に見えるかもしれませんが、同じ意味を持っている状況と言えます。
両者はともに人道にはずれているという意味を持っており、そういう部分では共通点があるのです。
しかし、この意味においては非道は有名ですけど、横道は大して有名ではないので、そこは理解しておくといいと思われます。