「軍資金」と「軍備費」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

軍資金は「軍事で必要になる資金のこと、何らかの行動を起こすための元手のこと」。

一般的には後者の意味で使われやすいです。

最初に用意しないといけない金額という意味になります。

軍備費は「軍事上の目的のために支出される国家経費のこと」。

軍備費は完全に軍事において使用されるものであり、日常的に使うような言葉ではありません。

「軍資金」の意味

軍資金とは、軍事で必要になる資金のこと、何らかの行動を起こすための元手のことです。

前者の意味で使用されることはあまり多くありません。

たいていは後者の意味にあり、例えばギャンブルなどをする際の資金という意味で使われることがよくあります。

逆に言えばそういうシーン以外で軍資金が使用されることはあまりないので、理解しやすい面はあるということです。

「軍備費」の意味

軍備費とは、軍事上の目的のために支出される国家経費のことです。

要するに国防のための費用ということで、軍事費は非常に理解しやすい言葉になります。

しかし、軍事費は主に国が支出する費用であるため、私たちにとっては全く馴染みがない存在という言い方が可能でしょう。

一般人にとっては一切関係がないと感じられる言葉になります。

「軍資金」と「軍備費」の用法や用例

「今回はかなりの軍資金を用意してきた。

銀行からおろしてきたから、この金額で勝負をしたいと思う。

かなり自信があるから、大金を賭けていきたいと思う。」

「国はどれくらいの軍備費をかけているのだろうか。

国防にかかわる費用だから、それなりに力を入れているとは思われるものの、他にもいろいろな支出があるわけで、無制限というわけにはいかない」。

軍資金と軍備費は同じ意味を持っている

軍資金と軍備費はともに軍事において必要となる資金という意味で使うことができます。

だから、両者は共通の意味を持っているのです。

でも、軍資金の場合には、それとは別に何かを行う際の元手となるお金という意味でも使うことができます。

したがって、軍備費にはない意味で使用することができるので、そこは覚えておきましょう。

最新の記事はこちらから