相棒は「特定の目的達成のために一緒に行動する相手のこと」。
同じ目的を共有する人間であり、ともに行動するような相手という意味があります。
相方は「特定の物事において必要な自分以外の人間のこと」。
何らかの物事を行うにあたって、自分だけではなく他の人の力が必要であるといったときに、その相手となる人物に対して使っていく言葉になります。
「相棒」の意味
相棒とは、特定の目的達成のために一緒に行動する相手のことです。
共通の目的のために組んだ、組まされたコンビのような状況において、自分から見て相手の存在を相棒と表現することがあります。
実際に使う機会は多くないと思われますけど、見聞きする機会はそれなりに多くあると思われます。
だから、それなりに馴染みは感じやすいと思われます。
「相方」の意味
相方とは、特定の物事において必要な自分以外の人間のことです。
何らかの物事を行うにあたって、自分以外に誰かが必要というときに、その人間を相方と表現します。
つまり、自分一人ではできないようなことをする際に使う表現なのです。
有名なのは芸人がコンビを組むときに、自分にとっての相手を相方と呼ぶケースでしょう。
こういう場面は顕著と言えます。
「相棒」と「相方」の用法や用例
「仕事を一緒に行う相棒に関しては、相性が非常に重要だ。
相性が悪いと足を引っ張られる可能性があるし、仲も悪くなってしまいがちだから。
ここは重視したい部分だよ。」
「お笑いコンビにおいては、相方の存在は特に重要だろう。
相方がいないと漫才もコントもできないし、仕事にならないから。
自分の分身のような存在かもしれない。」
相棒と相方は似たような意味
相棒と相方は同様の意味の言葉であると評価できるでしょう。
どちらも何かを行うにあたって、自分以外に必要な人間という意味があります。
だから、相棒、相方と呼ぶべき存在については、不可欠という言い方が可能なのです。
こういう表現は自分で使うことは少ないかもしれませんが、他人が使っているのを見聞きする可能性は大いにあります。