「人任せ」と「あなた任せ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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人任せは「自分でやるべきことを他人に任せてやらせようとすること」。

したがって、あまりいいイメージはない言葉と言えます。

そういうことをする人を批判するときに使われやすいのです。

あなた任せは「すべてを他の人に任せてやってもらうこと」。

意味は人任せにかなり似ている状況です。

しかし、あなた任せという言い方はややマイナーです。

「人任せ」の意味

人任せとは、自分でやるべきことを他人に任せてやらせようとすることです。

本来は自分でやるのが当然と思われることに関して、自分ではなくて他人にやらせるという意味で使っていきます。

そういうニュアンスがあるので、人任せについては批判的な意味を含んだ言葉であると言えるでしょう。

つまり、特定の人の行動を批判する際に使われやすいのです。

「あなた任せ」の意味

あなた任せとは、すべてを他の人に任せてやってもらうことです。

結局、他人にやってもらうという意味になるので、人任せと状況はあまり変わりません。

ただ、自分でやるべきことかどうかは関係なく、とにかく何らかの行為を自分以外の人にやらせる、やってもらうときに使用する言葉になるので、そこを覚えておくといいでしょう。

「人任せ」と「あなた任せ」の用法や用例

「夏休みの宿題は多いから少しは手伝ってあげるけど、全部人任せにしないで少しは自分でやってほしいものだ。

これじゃ何のための宿題か分からないものだからね。」

「今回は何から何まであなた任せにしてしまって、本当に申し訳ないと思っている。

しかし、おかげでその時間に別のことができて本当に助かったんだ。

どうもありがとう。」

人任せとあなた任せは微妙に意味が違う

人任せとあなた任せについては意味は割と似ています。

しかし、人任せは自分がすべきことを他人にやってもらうという意味ですけど、あなた任せは自分がやることになっていることを他人にすべてやってもらう状況です。

その量や範囲が違うということで、そこは覚えておくといいです。

どちらかと言えば、人任せの方が有名ですが。

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