大波は「大きいと感じられるほどの波のこと」。
そのまんまの意味ですから、意味において迷うことはありません。
しかし、具体的な定義はないために曖昧な基準となっています。
高波は「高いと感じられるほどの波のこと」。
大波との違いは微妙であり、同じような波に対して使っていきます。
こちらも具体的な定義はないので、曖昧な使用方法になりがちです。
「大波」の意味
大波とは、大きいと感じられるほどの波のことです。
海の近くにいないと、実際に体感することは厳しいですが、こういった波は実際に存在しています。
津波のような存在を含むと言え、危険なものという言い方も可能であると思われるのです。
ただ、定義としてはかなり漠然としているので、大波と判断するかどうかについてはその人次第と言えます。
「高波」の意味
高波とは、高いと感じられるほどの波のことです。
一般的な波と比較してもかなり高いと言えるようなものに対して使いますが、高波についてもどの程度から高いと言えるかは非常に微妙であり、主観的な判断にならざるを得ません。
海に行くなどの機会以外ではまず使用しない言葉ですから、日常生活で使う機会はほぼないと言えるでしょう。
「大波」と「高波」の用法や用例
「大波というのは実際に見るとかなり恐怖を感じるよ。
津波ほどの状況じゃないとしても、人間は自然の前では無力な面があるから、恐怖心を感じやすいんだよね。」
「高波が予想されるようなときには、海には近づかない方がいい。
自然の脅威はときに人間の予想を超えてくることがあるから、とにかく気を付けた方がいいと言えるんだ。」
大波と高波は同じ意味と言える
大波と高波に関しては意味はほぼ変わりません。
両者ともに大きい、高い波という意味があるのです。
だから、基本的には同じようなシーンで使っていくことになるでしょう。
津波レベルのケースを含む場合もありますけど、海の近くに住んでいるような人たち以外はあまり馴染みを感じられない表現になるので、使う機会はほぼないはずです。