「三者鼎立」と「三分鼎足」の違い・意味と使い方・由来や例文

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三者鼎立は「互角の勢力を持つ三者が並び存立している、張り合っている状況のこと」。

力が同じくらいの3人が競い合っているような状況であり、現実においても十分に使用できる言葉です。

三分鼎足は「力が同じものが三人並び立つこと」。

三者鼎立とほぼ同じ意味と言えると思われます。

どちらかと言えば、国同士の争いなどで使われる言葉です。

「三者鼎立」の意味

三者鼎立とは、互角の勢力を持つ三者が並び存立している、張り合っている状況のことです。

3人が同じような力を持っており、それぞれが競い合うような状況が見られたときに使います。

このようなシーンは現実で普通にあり得ると言えるでしょう。

3人である点は重要ですけど、日常生活の中で割と確認しやすい光景であると言え、そこまで変わった状況ではありません。

「三分鼎足」の意味

三分鼎足とは、力が同じものが三人並び立つことです。

状況としては三者鼎立にかなり似ています。

お互いにライバルと言えるような存在が3人存在しているケースで使っていく言葉ですが、誰が最も優れているか判断できないようなときに使います。

現実においてこういった光景は普通に見られるのですが、国同士で競い合っているシーンで割と使用されます。

「三者鼎立」と「三分鼎足」の用法や用例

「3人の実力がほぼ拮抗しており、甲乙つけがたい状況にあると認められる場合には三者鼎立と言える状況となる。

こういった状況はいろいろなシーンで見られるものだがな。」

「昔はいろいろな国が覇権を争うような状況で、戦争に発展することもあったが、特に三分鼎足と言えるケースでは厄介だな。

どの国も譲歩しないから、争いは激化しやすい。」

三者鼎立と三分鼎足はほぼ同じ意味

三者鼎立と三分鼎足に関しては意味は割と似ています。

3つの存在の力がそれなりに拮抗しており、それらが争っている、競い合っているようなケースで使っていきますから。

だから、三者鼎立と三分鼎足の意味はそこまで変わらない状況と言えるのです。

言葉としても似ている状況であるため、区別するのは難しいと評価できそうです。

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