「神出鬼没」と「変幻出没」の違い・意味と使い方・由来や例文

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神出鬼没は「鬼神のようにたちまち現れたり、隠れたりする状況であること」。

したがって、いつどこに現れるのか、消えるのかが掴めない、居所が全く分からないような存在に対して使っていく言葉であると言えます。

変幻出没は「素早く姿を変えたり、現われたり隠れたりすること」。

こういった意味なので、神出鬼没に割と近い意味の言葉と言えるはずです。

でも、変幻出没については知名度はあまり高くありません。

「神出鬼没」の意味

神出鬼没とは、鬼神のようにたちまち現れたり、隠れたりする状況であることです。

いきなり現れては、いきなり消える、そういった不思議な存在に対して使っていく言葉であると言えるでしょう。

だから、現実において神出鬼没という表現が使える機会はあまり多くありません。

しかし、たまに聞かれる表現ではあるので、どんな意味の言葉なのかについてはしっかりと頭に入れておいてほしいです。

「変幻出没」の意味

変幻出没とは、素早く姿を変えたり、現われたり隠れたりすることです。

神出鬼没にかなり似た意味を持っています。

しかし、素早く姿を変えるという部分は変幻出没に特有の意味と言えるでしょう。

また、使用頻度で言えば絶対に神出鬼没の方が高いと言えるはずです。

こちらの方が言葉としての知名度がかなり高いと思われる状況なので、見聞きする確率に関しては大きな差がありそうです。

「神出鬼没」と「変幻出没」の用法や用例

「この変質者は神出鬼没でいつどこに現れるか分からない。

したがって、警察でもなんとか逮捕を目指してはいるものの、今のところそれが叶っていない状況なんだ。」

「変幻出没するような生き物も世の中にはいるんだな。

人間から見たときに姿が違っていたり、現れたり消えたりを繰り返す状況で、すごい存在に感じられるんだよ。」

神出鬼没と変幻出没は意味が似ている

神出鬼没と変幻出没に関しては、表現自体ある程度似ていると言えると思われる状況です。

ただ、こういった言葉は意味についてもある程度似ていると言えるわけです。

どちらも現れたり、消えたりといった状況が読めない、姿を掴むのが大変というケースで使っていくのです。

でも、一般的には神出鬼没の方がよく使われる言葉になります。

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