「三人称」と「第三者」の違い・意味と使い方・由来や例文

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三人称は「話し手と聞き手以外の別の人物のこと」。

話し手と聞き手以外の人物の中で、その話に関係するような人がいたときに使っていく言葉であると言えます。

第三者は「当事者以外の人間のこと」。

何らかの出来事における当事者と言える双方の人間とは違う立場の人を指します。

無関係な人間という言い方もできるでしょう。

この立場の人に対して三人称を使うのが通常です。

「三人称」の意味

三人称とは、話し手と聞き手以外の別の人物のことです。

当事者である2人とは違う立場の人間を指している言葉です。

三人称に関しては、いろいろな具体的な表現があり、一人称や二人称と比べると、その都度言い方が異なります。

したがって、そういう部分をしっかりと理解しておく必要があります。

でも、三人称という表現をあえて使うシーンはあまり多くないですけど。

「第三者」の意味

第三者とは、当事者以外の人間のことです。

当事者と言える人間以外はすべて第三者に含まれます。

そのため、第三者に該当する人は世の中に大量にいることになります。

でも、第三者は当事者ほど特定の出来事に関して詳しくないという意味も含まれるので、そこで区別される存在と評価できるのです。

いろいろな場面で見聞きする言葉と言えるはずです。

「三人称」と「第三者」の用法や用例

「三人称はきちんと区別しないといけない。

英語の勉強をするときには、一人称、二人称は割と基本だが、三人称は細かいルールなどが存在しているから、常に意識しておこう。」

「こういった問題は当事者よりも第三者の方が公平に判断しやすいだろう。

当事者の場合には、双方が自分の利益になる主張ばかりする可能性が考えられるから。」

三人称と第三者は同じような立場と言える

三人称と第三者に関しては、立場的には似ています。

三人称は私でもあなたでもない立場を指しており、第三者は当事者ではない立場を指しているのです。

したがって、全く同じ意味ではないものの、意味も似ている状況と言えるでしょう。

三人称と第三者はそれなりに日常生活で使う、遭遇する状況と言えるので、しっかりと覚えておきましょう。

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