「へそ曲がり」と「つむじ曲がり」の違い・意味と使い方・由来や例文

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へそ曲がりは「偏屈で自説を押し通す人のこと」「天邪鬼」と言い換えると分かりやすい。

つむじ曲がりは「偏屈で人の言うことを聞かない人のこと」。

「へそ曲がり」と言い換えると分かりやすい。

「へそ曲がり」も「つむじ曲がり」も同じ意味になり、「天邪鬼」と言うことです。

「曲がる」は「人とは異なる言動をすること」になります。

「へそ曲がり」は天邪鬼

「へそ曲がり」は人とはちょっと違う考えや行動をする人のことです。

常識的にはこのようにするという場合、天邪鬼を発揮して異なることをするのです。

偏屈者、頑固者、非協調的、利己的、自説を曲げないなどの特徴があります。

「あの人はへそ曲がりなので、全会一致にはならないかも知れないな」「世の中、へそ曲がりが多くて困る」などと使います。

「つむじ曲がり」は偏屈者

「つむじ曲がり」の「つむじ」とは頭のてっぺんに生える髪の毛が渦を巻いている様子を言います。

つむじ風のように螺旋になっているのです。

髪の毛はくせ毛や巻き毛のように螺旋になりやすい性質がありますし、遺伝子のDNAも螺旋です。

その「つむじ」を曲げるとは「人とは違う言動をする人」のことで「へそ曲がり」と同じく天邪鬼なのです。

「へそ曲がり」も「つむじ曲がり」も偏屈者

「曲がる」は人とは違うことをすることで、「へそやつむじ」が曲がるという訳ではありません。

「つむじを横に曲げる」と言う説もありますが、イメージが湧きません。

人に同調しようとしない姿勢は偏屈そのものです。

そのような人は人とは異なる独特の自説を持っているもので、人に毛嫌いされる性格なのです。

「偏屈者はへそとつむじが曲がっているようだ」と使います。

「へそ曲がり」と「つむじ曲がり」とは

「へそ曲がり」は人とは言動を異にする人のことで、天邪鬼とも「つむじ曲がり」とも呼ばれます。

あることを決議する際に皆の意見を聞きますが、賛成が多い中、反対の意見を押し通す人で必ずいるような人になります。

意見は尊重されますが最後は多数決によるため、その人の意見は反映されません。

それでも自説を曲げない人を「へそ曲がり、つむじ曲がり」と呼んでいます。

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