「政治介入」と「軍事介入」の違い・意味と使い方・由来や例文

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政治介入は「政権や政党が批判をして削除などを行わせること」。

「関与」と言い換えると分かりやすい。

軍事介入は「軍事力の行使により他国の紛争に関与すること」。

「軍事派遣」と言い換えると分かりやすい。

「政治介入」は主に歴史問題に関して政権や政党が政治力を持って関与し不適切文言や国旗、国歌の取り扱いなどに関与することです。

「軍事介入」は他国の争いに軍事的に参加をすることです。

「政治介入」は政権の干渉

「政治介入」は政権などが民間の施策について干渉をし、訂正や削除などを求めるものです。

例えば、歴史教科書の記述訂正や日の丸、君が代の取り扱い、放送への干渉、学術会議への干渉などがありました。

歴史教科書では慰安婦に関する記述の訂正、日の丸や君が代については起立の強制、放送法への干渉、学術会議の委員任命拒否などとなっています。

「軍事介入」は紛争国への参戦

「軍事介入」は軍事力の派遣を紛争国に行なうものです。

直接かかわりを持たない紛争でもどちらかに加担をして軍事力を派遣することを言います。

「アメリカはロシアとウクライナの戦争に軍事介入はしていない」「ウクライナに軍事介入をして派兵すれば、戦火は拡大して第三次大戦になる可能性があるからと言われている」「ベラルーシは軍事介入同然になっている」などと使います。

「政治介入」も「軍事介入」も国家権力の行使のこと

「政治介入」は国家権力によるもので、「軍事介入」は軍事力による介入になります。

どちらも国家権力の行使と言うことになります。

国家に不都合なものに介入するということです。

分からないように行なうこともあり、疑念を持たれても否定をします。

正面切って行なうことが多く問題になります。

「軍事介入」は現代では簡単にはいかない事情が有ります。

「政治介入」と「軍事介入」とは

「政治介入」は行政や司法、民間に対して国家権力にとり不都合なことを是正するよう関与することです「軍事介入」は軍事力の行使で具体的には派兵行為のことです。

どちらも国家権力によるものになります。

現代では「軍事介入」は簡単にはいかず、代理戦争の様相となります。

もし本気で介入すれば大戦になり核戦争の危機になるからです。

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