ペロリは「ある程度の量の食べ物を容易く食べること」。
それなりの量の食べ物をいとも簡単に食べてしまうといったシーンで使っていく言葉であると言えます。
大食いの人たちに対して使うことがよくあるのです。
ペコリは「軽くお辞儀をすること、ちょっとした挨拶のこと」。
基本的には特定の人に対してお辞儀を軽くするようなシーンに対して使われます。
あまり親しくない人とすれ違ったときに使用されるのが顕著である言葉です。
「ペロリ」の意味
ペロリとは、ある程度の量の食べ物を容易く食べることです。
他の人たちであれば、ちょっと時間がかかりそうなのに、特定の人が食べたときには短時間で、いとも簡単にたいらげてしまうことがあります。
そのような光景に対して使っていくのです。
かなりメジャーな表現であるため、聞いたことがない人はほとんどいないのではないかと思われます。
自分で使ったことがある人も普通に存在するでしょう。
「ペコリ」の意味
ペコリとは、軽くお辞儀をすること、ちょっとした挨拶のことです。
こういった行動を可愛らしく表現した言葉となっているのです。
でも、軽くお辞儀をするような状況は、たいていの場合にはそこまで親しくない相手にしかしません。
でも、親しくない人間の方が世の中には多いため、こういう行動は無意識によくやっているはずです。
「ペロリ」と「ペコリ」の用法や用例
「俺は少食だから、大盛とかは基本的に注文しないけど、俺の友人は非常に大食漢で、大盛のメニューなどでもペロリと食べてしまうんだよ。
本当にすごいよな。」
「俺はマンションに住んでいるんだが、建物内ではいろいろな住人とすれ違う。
でも、大半は名前も知らない人たちであり、すれ違うときにはとりあえずペコリとお辞儀だけする感じだ。」
ペロリとペコリは意味が全く違う
ペロリとペコリは表現としては似ている部分がありますが、意味は明らかに異なっています。
ペロリは一定量の食べ物をいとも簡単にたいらげてしまうシーンで使いますが、ペコリは軽くお辞儀をするようなシーンで使っていくのです。
したがって、使用する場面に関しても違いが確認できるので、両者は区別しやすい言葉と評価できるはずです。