「草行露宿」と「多事多難」の違い・意味と使い方・由来や例文

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草行露宿は「非常に苦しい旅をすること、旅の行程が非常に過酷と言える状況のこと」。

特定の旅が非常に過酷であり、とてもしんどいと言えるようなケースで使う言葉です。

これに関しては。

あまり知名度は高くないです。

多事多難は「何らかの事件などが起きたりして、苦労することが多いこと」。

いろいろなケースで使えるので、旅の途中にも使えますし、それ以外でも使用することができます。

「草行露宿」の意味

草行露宿とは、非常に苦しい旅をすること、旅の行程が非常に過酷と言える状況のことです。

何らかの旅をしている最中、その旅を終えた後に、非常に過酷であったと感じるようなケースで使っていく言葉です。

あくまでも旅において使用する言葉になりますから、これに関しては使用できるシーンはかなり限られると言えるでしょう。

「多事多難」の意味

多事多難とは、何らかの事件などが起きたりして、苦労することが多いことです。

苦労が多いという意味では、草行露宿と同じような意味と解釈できますけど、多事多難についてはいろいろなケースで使用することができます。

旅に限らないという点は大きな特徴なので、そこに関しては覚えておきましょう。

多事多難という表現はそれなりに有名なので、知っている人も多いはずです。

「草行露宿」と「多事多難」の用法や用例

「今回の旅は完全に草行露宿という状況だったと思う。

出発するときにはこんな風になるとは思っていなかっただけに、完全に予想外の出来事だったと言えるだろう。」

「会社に入ってからの俺は非常に多事多難な毎日を送っている。

いろいろなトラブルに巻き込まれることが多くて、本当に大変な日常だ。

会社選びを失敗したかな。」

草行露宿と多事多難は使用できるシーンが異なる

草行露宿と多事多難はどちらも大変な状況を経験するという意味で、似たような言葉という言い方ができるでしょう。

でも、草行露宿は基本的には旅をしている間に関して使用する言葉ですけど、多事多難は旅を含めていろいろなシーンで使うことが可能です。

つまり、両者は使用できるシーンに関して違いが存在していると言えるのです。

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