「しぶとい」と「しつこい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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しぶといは「特定の状況に対して粘り強いこと、へこたれないこと」。

いい意味で使うこともありますけど、悪い意味で使われることもある言葉です。

しぶとい状況をどう見るかについては、その人の立場によると言えるはずです。

しつこいは「うるさくつきまとうこと、くどいと感じられる状況のこと」。

基本的には嫌悪感を覚える行動に対して使っていき、何度も自分に対して同じようなことをするシーンで使用するのです。

「しぶとい」の意味

しぶといとは、特定の状況に対して粘り強いこと、へこたれないことです。

どんな状況にあっても諦めようとしないという意味の言葉であり、一見するといい意味に聞こえる面もありますけど、しぶといに関しては悪い意味で使われることがあります。

さっさと諦めてほしいと思えるような場面で実際に使用することがあると評価できるからです。

「しつこい」の意味

しつこいとは、うるさくつきまとうこと、くどいと感じられる状況のことです。

こちらも結局はさっさと諦めてほしいという意味の言葉になるので、悪い意味で使われる言葉と言えるでしょう。

しつこいはいい意味で使われることはほぼないので、そこは大きな特徴であると評価できます。

しつこいはかなり馴染みを感じやすい言葉でしょう。

「しぶとい」と「しつこい」の用法や用例

「このチームは本当にしぶといな。

こちらがどれだけ点を入れても諦めずに戦ってくるからな。

完全に勝負ありという状況に持っていくことがしづらいんだよな。」

「私は興味ないって言っているのに、あの人は本当にしつこい。

いい加減に諦めてほしいけど、まだデートに誘ってくるんだよ。

嫌われる理由をいい加減に理解してくれ。」

しぶといとしつこいはともに諦めが悪い状況のこと

しぶといとしつこいに関しては、同じような意味で使用することが可能と言えます。

ともに諦めが悪いという意味で使っていくので、そこに関して覚えておくといいでしょう。

ただ、しぶといについてはいい意味で使う機会もないとは言えません。

しつこいはそういった状況はまずありませんから、そこは一応の違いになると評価できます。

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