「うっとうしい」と「うとましい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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うっとうしいは「気が塞ぐこと、煩わしいこと」「気鬱」と言い換えると分かりやすい。

うとましいは「嫌なこと、いまわしいこと、恐ろしいこと」。

「嫌い」と言い換えると分かりやすい。

どちらの言葉も意味は異なりますが、人に対して使うと「うっとうしい存在」「うとましい存在」となり、自分から排除したくなる存在に感じる人になります。

「うっとうしい」は気が晴れないこと

「うっとうしい」は「鬱陶しい」と書き、「気鬱状態」のことです。

人に対しても使い「なんともうっとうしいやつだ」「うっとうしいから離れてくれ」などと使い、相手をするのが煩わしく感じるため、近くにいるだけで気分がイラつくような存在の場合に使います。

また、本来の意味で「鬱陶しい季節になり、雨が続くようだ」などと使います。

「うとましい」は恐ろしいこと

「うとましい」は「疎ましい」と書き、「恐ろしいこと、いやなので離れていたいこと、不気味なこと」などの意味があります。

人に対しても使い、「嫌いなのでうとましくしている」「陰口を言うので、疎ましく感じている」「気に障る人はうとましい人になる」などと使います。

本来の意味では「人気のないうとましい場所は嫌いだ」などと使います。

「うっとうしい」と「うとましい」は人に使うと似た言葉

「うっとうしい人」と「うとましい人」は似ています。

「うっとうしい」から「うとましく」感じるのです。

「うとましい」から「うっとうしい」のです。

両方とも相手に対する感情は同じようなもので、「少し嫌い」「やや離れていたい」と言うことです。

全く嫌いと言う訳ではなく、いつも、傍にいる気に障る存在と言うことです。

「うっとうしい」と「うとましい」とは

「うっとうしい」は「鬱陶しい」と書き、気が晴れずに気鬱になること、煩わしいことです。

「うとましい」は「疎ましい」と書き、いやなので離れていたいことです。

これらの言葉は人間関係にも使われます。

「うっとうしいやつだ」は相手をするのが煩わしいという意味で、「うとましく感じてしまう」は嫌なので離れていたいという意味になります。

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