「突拍子もない」と「とんでもない」の違い・意味と使い方・由来や例文

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突拍子もないは「とんでもなく調子はずれであること、突飛であること」。

予想外であるとか、驚きであるという意味の言葉です。

この突拍子もないという表現は割と使われやすいものであり、いろいろなシーンで聞いたことがある人が多いでしょう。

とんでもないは「あってはならないこと、前代未聞のこと」。

こういった感じで、普通ならばありえない、おかしいと言えるような物事に対して使っていきます。

否定的なニュアンスが含まれる言葉です。

「突拍子もない」の意味

突拍子もないとは、とんでもなく調子はずれであること、突飛であることです。

周囲の人間にとって想定できない、驚きの言動が見られたときに使っていきます。

まさかそんなことを言うとは、するとは思わなかったと言えるような行為に対して使っていくので、滅多に見られない場面で使うことになるでしょう。

だから、日常的には突拍子もないという表現を使う機会はかなり限られると評価できるはずです。

「とんでもない」の意味

とんでもないとは、あってはならないこと、前代未聞のことです。

あってはいけない、普通なら起きるはずがないことが発生した際に使われることが多いです。

したがって、こちらも周囲の人間からすれば、驚きの感覚があると言えるでしょう。

そういう意味では、突拍子もないと同じような意味の言葉と言え、同様のシーンで使用していくことが可能と評価できるのではないかと思われるのです。

「突拍子もない」と「とんでもない」の用法や用例

「あいつはたまに突拍子もないことを言いだすけど、その中には斬新かつ優れたアイデアも含まれていた。

だから、驚きの意見であっても、とりあえず耳を傾けた方がいいと思うんだよ。」

「今回の事態は会社発足以来のとんでもない状況と言えるだろう。

ここまで大きな失態はなかなか起きたことがないし、見たこともない。

それくらいマズイ出来事だ。」

突拍子もないととんでもないは驚きの光景に対して使う

突拍子もないととんでもないはともに驚きと言えるような状況に対して使っていきます。

突飛だったり、ありえないと言えることだったり、そういうニュアンスが含まれたシーンで使用していくのです。

だから、両者ともにそんなに頻繁に耳にする言葉ではありません。

でも、全く聞かないわけでもないので、意味は知っておいた方がいいです。

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