「カッチリ」と「ガッチリ」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

カッチリは「固く繊細なものがうまくかみ合っている様子のこと。」

「腕時計」と言い換えると分かりやすい。

ガッチリは「固く堅固なものがうまくかみ合っている様子のこと」。

「精密機械」と言い換えると分かりやすい。

どちらも正確にかみ合っている様子のことで、腕時計や精密機械のイメージがあります。

また、人の性格で言えば細かいことにこだわること、金銭に細かいことなどが当たります。

「カッチリ」は腕時計のイメージ

「カッチリ」は細かい部品が正確に組み上がって機能しているイメージがあり、腕時計の様なものと言えます。

また、細かい予定が隙間なく組まれている様子のことも言えます。

また、細かいことにこだわる性格の人、時間厳守の人など人は「彼はカッチリしている」などと言います。

似た言葉に「ケツカッチン」がありますが、「カチンコ」から来た言葉です。

「ガッチリ」は堅固なイメージ

「ガッチリ」は強固な組み合わせのイメージがある言葉です。

強力に組み上がった様子のことになります。

「ラクビーのスクラムはお互いの選手がガッチリと組み合うこと」「精密機械は部品がガッチリと組み上がっている」「彼はガッチリと分け前を貰った」「彼はガッチリしている」など「ガッチリ」は「強固な」と言うイメージがあります。

「カッチリ」は「ガッチリ」より軽い感じ

「カッチリ」と「ガッチリ」を比較すると、「カッチリ」の方が軽い感じを受けます。

何か細かい繊細なものがシッカリと合わさっている感じなのです。

「ガッチリ」はもっと強く大きなものがシッカリと合わさっている様に感じる言葉です。

「カッチリ組み上がっている」より「ガッチリ組まれている」方がしっかりした様子があります。

「カッチリ」と「ガッチリ」とは

「カッチリ」は精密部品が正確に組み上がっている様子で、例えば腕時計の様なものです。

また、人の性格では「細かいことにも注意を払う人」のイメージがあります。

「ガッチリ」はシッカリと強固に組み上がっていること、ラクビーのスクラムの様なものです。

工作機械など部品が複雑にしっかり組まれている様子も言います。

人では「計算高い人」のことを言うことがあります。

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