「ボツ」と「企画倒れ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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ボツは「進められていた企画や計画が途中で頓挫すること」。

本来はそれを実現させるために進めていたものの、何らかの事情により、中止せざるを得ない状況になったときに使っていく言葉です。

企画倒れは「企画を考えたのはいいが、それを実行する前に中止になること」。

実行する前の時点で何らかの問題が発覚し、それによって企画自体がダメになってしまう状況で使います。

「ボツ」の意味

ボツとは、進められていた企画や計画が途中で頓挫することです。

企画などが進行しており、まさに実現されようとしている中で、何らかの理由によって中止になってしまうケースで使っていきます。

中止の理由について様々ですが、せっかく途中までやっていたのに、途中でやめてしまうというケースで使うという点に大きな特徴があるのです。

「企画倒れ」の意味

企画倒れとは、企画を考えたのはいいが、それを実行する前に中止になることです。

企画を立案したものの、それを実際に進めていく以前の段階で中止になってしまうケースで使っていくので、ボツとはちょっと違います。

ボツは企画を進めていく中で中止になることを指しているので、進める以前に中止になる企画倒れとは、一応意味の違いが存在していると言えます。

「ボツ」と「企画倒れ」の用法や用例

「今回の企画は絶対に成功すると思っていたが、まさか予算が足りなくなってボツになるとは思わなかったな。

そんなところに落とし穴があるなんて全く気付かなかったと言える状況だな。」

「今回の企画は我ながらかなりの自信作であったと言える。

しかし、まさかの問題点を会議中に指摘されてしまい、それによって企画倒れになってしまった。

こんなところに気付かないとは俺もまだまだだなと思ったよ。」

ボツと企画倒れは企画が中止になるタイミングが違う

ボツと企画倒れはどちらも特定の企画が頓挫してしまい、実行できなくなる状況を指しています。

でも、ボツはあくまでも進行中に頓挫した状況で使っていきますけど、企画倒れは進行を開始する以前の時点で頓挫しているケースで使っていきます。

つまり、中止になると言えるタイミングに大きな違いがあるので、両者はそういう部分で見極めていくといいと言えるでしょう。

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