「聞き分けが良い」と「聞く耳を持つ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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聞き分けが良いは「相手の要求を早く承諾すること」。

「即承諾」と言い換えると分かりやすい。

聞く耳を持つは「相手の言うことを真剣に聞こうとする姿勢のこと」。

「真剣」と言い換えると分かりやすい。

「聞き分けが良い」は例えば「子供が親の言うことを聞いてごねたりすることを辞めること」です。

「聞く耳を持つ」は「聞いてあげる」と言う姿勢のことです。

「聞き分けが良い」は相手の言うことを理解すること

「聞き分けが良い」はものの道理や理屈を理解して、相手の話を承諾することです。

子供に対して使われることが多い言葉です。

「聞き分け」は「聞く+判断する」と言うことで、親の言うことは筋が通りよく分かるということです。

そのように判断すればごねることや騒ぐことは止めるのです。

「全く聞き分けの無い子ね」「聞き分けの良い子ね」などと使います。

「聞く耳を持つ」は聞こうとする前向きな姿勢

「聞く耳を持つ」は目上の人が目下の者の意見を聞こうとする積極的な姿勢のことです。

反対に「聞く耳を持たない」は相手の話を拒否する姿勢のことです。

「聞く耳」は相手の話を聞こうとする姿勢のことです。

それがあるのかないのかで「聞く、聞かない」となるのです。

「一方的に約束を破った相手には聞く耳を持たなくなる」と使います。

「聞き分けが良い」も「聞く耳を持つ」も理解しようとする姿勢

「聞き分けが良い」も「聞く耳を持つ」も相手の言っていることを理解しようとしていることです。

反対に「聞き分けが無い」「聞く耳を持たない」は相手の言うことを拒否した姿勢のことです。

「自分の息子はもっと聞き分けの良い子だと思っていた」「こんな私の話にも聞く耳を持ってくれてありがとうございます」などと使います。

「聞き分けが良い」と「聞く耳を持つ」とは

「聞き分けが良い」は親の言うことが理解できる子供に使います。

子供は何かに反発をしてダダをこねることや泣くことが多いものです。

親は子供をなだめることや諭すことを行いますが、納得をする子は「聞き分けが良い子」、出来ない場合は「聞き分けの無い子」となるのです。

「聞く耳を持つ」は相手の話を聞こうとする積極的な姿勢のことで、拒否すれば「聞く耳を持たない」と言われます。

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